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よくある質問

歯並び・矯正治療について

子どもの矯正治療は、何歳ぐらいに始めた方が良いのですか?

子どもの矯正治療は、歯並びが気になり始めた時にご相談いただくことが重要です。特にあごや顔の発育途中にある子どもは、指しゃぶりやかみ癖などによって噛みあわせが悪化する可能性があります。受け口のお子さんは、早期に治療しなければお顔つきにも影響が出ることがあります。永久歯が生えてからの治療では、矯正が難しくなる場合や永久歯の抜歯が必要になることがあるため、早めの治療が重要です。

痛みはありますか?

子どもの矯正の場合、ワイヤーのような装置ではなく、マウスピース型の装置を日中1時間と就寝時のみ着用するため、痛みはほとんどありません。

無料カウンセリングは検査も無料ですか?

無料カウンセリングは、口腔内診査、口腔内写真撮影は無料で行っております。
治療を始めるための精密検査を行う際は有料となっております。精密検査を行う場合、その内容や料金については事前にご説明いたしますので、安心してご相談ください。

最近子どもの歯がガタガタしていることに気づきました。治す必要はありますか?

子どもの歯が歪んでいる場合、通常は永久歯のためのスペースが不足しているか、永久歯が正しい位置に生えてこないことが原因です。早い段階で適切な診断を受け、必要ならば矯正治療を始めることが、理想的な歯並びを得るために重要です。

子どもが上手く噛めないようです。発音も少し問題があるのですが噛み合わせと関係ありますか?

子どもが十分に噛めない場合や、発音に問題がある場合、それは噛み合わせに関連している可能性があります。正しい噛み合わせは咀嚼の効率だけでなく、発音にも影響を及ぼします。子どもの歯並びや噛み合わせに問題がある場合は、早めに矯正治療を受けることが有効です。

小児歯科矯正の主な目的は何ですか?

当院の小児歯科矯正の主な目的は、歯並びが悪くなる根本的な原因を改善し、歯並びや咬合の問題を修正し、健康的で機能的な咬合を実現することです。これにより、咀嚼効率や発音、顔貌の改善だけでなく、将来的な口腔健康を促進します。

MFTとは何ですか?

MFT(口腔筋機能療法)は、口の周りの筋肉をトレーニングして正しい動きを身につけるプログラムです。舌や唇、顔面の筋肉などを適切に動かすことで、後天的な歯並びの問題を改善することができます。

成長とともに、自然に歯並びの悪さが治ることはありますか?

成長とともに歯並びの悪さが自然に治ることもありますが、乳歯の受け口(反対咬合)の場合、約6割は治療が必要です。一般的には専門医の診断を受け、適切な治療を行うことが重要です。自然治癒が期待される場合でも、定期的な歯科健診を受けて状態を管理することが大切です。

子どもの癖や習慣について

なぜ口呼吸になるの?

小さなうちから口の筋肉が弱いことや、習慣で口を開けてしまうことが一因です。口呼吸を防ぐには、口の筋肉を鍛え、口を開ける癖をなくし、食事中にしっかりと噛む習慣を身につけることが重要です。口呼吸は、口の乾燥や口臭の悪化などのデメリットがあるため早めに改善しましょう。

口呼吸になったらどうなるの?

口呼吸が続くと、口が渇いたり口臭がきつくなったりするだけでなく、病気にかかりやすくもなります。さらに、口が開いていると舌の位置が本来の場所からずれ、歯を押すことで歯並びが悪くなったり、上顎の支持が失われるため顔の骨格が変化し、ガミースマイルや顔立ちにも悪影響を与える原因となることがあります。口呼吸は健康と外見の両面で問題を引き起こす可能性があるため、早めの対策が重要です。

2歳半なのですが、指しゃぶりをやめないと出っ歯になりますか?

2歳半のお子さまが指しゃぶりをやめない場合、現時点ではあまり心配する必要はありません。乳歯の奥歯が2歳半から3歳の間に生えそろうため、まずは様子を見ても良いでしょう。ただし、4歳や5歳になっても指しゃぶりが長時間続くと、上の前歯が前に出たり(上顎前突)、奥歯で噛んでも上下の前歯が合わなくなったり(開咬)、上あごが狭くなり奥歯の噛み合わせがずれたりすること(交叉咬合)が起こる可能性が高くなります。
指しゃぶりをやめるよう促すために、3歳を過ぎたらお子さまと一緒に体を動かしたり、スキンシップを増やして指しゃぶりの時間を減らすような対応を考えてみると良いでしょう。

マイオブレースについて

マイオブレースメンバー加盟クリニックとはなんですか?

マイオブレースメンバー加盟クリニックは、厳しい条件をクリアした歯科医院だけが認められる特別な認定制度です。県内では現在11院ほどしかありません。(2024年5月時点)

マイオブレース矯正のマウスピースは学校にもつけて行く必要がありますか?

マイオブレース矯正のマウスピースは、学校へ行くときにもつける必要はありません。一般的には、家庭で1時間、そして就寝時の装着が必要です。生活の大部分はマウスピースなしで過ごすことができるため、日常生活においてわずらわしさを感じにくいのがメリットです。

マウスピースを入れているだけで歯並びは良くなりますか?

マウスピースをただ入れているだけでは歯並びの改善効果は2割程度です。マイオブレース矯正は、単純なマウスピース装着だけでなく、専用のアクティビティを通じて口周りの筋肉の悪い癖を改善していく方法です。そのため、残りの8割は、このアクティビティを用いた筋機能トレーニングにあると考えられます。つまり、マウスピースとアクティビティを組み合わせて行うことで、より効果的な治療が可能となります。

マイオブレースに似たマウスピースをすすめられましたが何が違いますか?

効果や費用などが異なりますが、いずれの場合も単に装着するだけで十分な効果が得られるわけではありません。効果を得るためには、歯並びに悪影響を与える根本的な原因を改善する必要があります。そのためには、お子さまの呼吸や嚥下、姿勢などの機能を改善するためのアクティビティ(トレーニング)が欠かせません。

当院では、マイオブレース治療において、アクティビティ専用トレーニングルームで筋機能トレーニングを行います。ここでは、お子さまの顎の発育を正常な状態に導くために必要なトレーニングを提供しています。

マイオブレース治療に向いていない場合や出来ない場合はありますか?

5歳から8歳の間に始めれば、多くの場合は治療可能です。しかし、一部の特殊な症例や個別の状況によっては、治療が適していない場合もあります。
重度の顎の骨格異常や他の歯科疾患がある場合、マイオブレース治療が適切でない場合があります。また、治療に必要な協力が得られない場合や、その他の健康上の問題がある場合も、治療が難しい場合があります。

ご心配な場合は、一度当院にご相談いただくことをおすすめします。